器用貧乏の裕福な生活

割と幸せです

下北沢のワインバル shimokita komorebi さんのWebサイトを作成しました

f:id:masuP:20131007151320p:plain下北沢駅南口歩いて20秒の立ち飲みワインバル Shimokita Komorebi

東京の荻窪に済んでた時に通っていた荻窪のワイン&ダイニング ogikubo Hinataさんが、下北沢に二店舗を出すということでWebサイトを作らせてもらいました。

情報量がそんなに多くないので、もう静的な1ページだけで完結させてしまい、基本的なレイアウトやワイヤーフレームは、前から使ってみたかったBootstrapを使ってみました。詳しい使い方は省略しますが、スマートフォン対応やリキッドレイアウトがホント簡単に出来ていい時代だな~と。あとscssすげー便利ね。

お店自体も一度伺いましたが、下北沢から歩いてすぐで、ぷらっと寄ってさくっとワインを飲むにはとても良いお店なので、ぜひぜひみなさまお立ち寄り下さい。
http://instagram.com/p/e9hdNWviau/

Jリーグ J2第34節 松本山雅vsガンバ大阪 見についでに松本観光してきた

確か7月のホーム万博に松本山雅FCを迎えた試合、平日開催にも関わらず多くのサポーターがアウェイゴール裏に詰めかけ、彼らの統率の取れた熱い熱い応援を見ながら、アウェイ遠征するなら松本山雅だなあと。
ちょうど3連休だったこともあって、紆余曲折経て家族分のチケットを確保してアルウィン乗り込んでまいりました。

前日は名古屋にひつまぶし食べに寄ってから松本入り。街のあちこちに松本山雅FCのノボリ、看板、ステッカーが貼ってあるし、駅近くの松本城を観光してるとチラホラガンバサポのお仲間をお見かけしたりして乗り込んでる感じと迎えられている感じの双方で気持ちも高まります。

んで試合当日。アルウィンは周りはほんっとになんにもないけど、スタジアムはほんっとに素晴らしい。バックスタンド真ん中最上段で観戦。
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スタジアムグルメも素晴らしい。並んでて全て食べきれなかったけど、山雅ビールだけは外さず飲み干す。緑だけど普通の味。

そして期待以上のホーム山雅サポの圧力。

松本山雅サポ チャント[Matsumoto Yamaga Supporters] VS ガンバ ...

少数精鋭の我らがガンバサポ。ビッグユニを初めて見て感動。声も負けてなかった。

試合自体は引き分けで、片方に肩入れしている人間としては不満が残りましたが、サッカーファンではない嫁さんも楽しむどころか、また山雅の試合を見に来たいとか、あータオマフぐらい買っときゃ良かった、もうガンバとは試合無いの?と言い出す始末。でもそれぐらい松本のおもてなしが素晴らしかったと思います。

ああ早くガンバの新スタジアム出来ないかなー。

京都水族館に行って魚を見てきました

3連休なのにどこにも行く予定が無かったので、どこかに出かけようかーどこ行こうかー今話題のピエリ守山にでも行ってみるかーなどと言っているうちにお昼すぎになり、ちょうどTVに映っていたバラエティ番組で関西の水族館特集を見て、京都水族館行ったこと無いし行ってみるかと行ってきました。

http://instagram.com/p/eO01SbPiWA/
メインの水槽はわりと大きくて、色んな角度から見れる

http://instagram.com/p/eO2L9kviXC/
個人的には水族館といえば、デカい蟹。海遊館のタカアシガニは最高ですが、京都のも中々(名前忘れた…)


くらげ。

京都駅から徒歩15分と近くて、ゆっくり回ってもイルカショーなしなら2時間かかんないので、ふらっとよるにもいいかも。ただ1日券が2,000円で年間パスが4,000円と値段設定としては歪な感じが。もうちょい1日券安いといいのに。

魚見てると魚が食べたくなり、元屋さんに予約取ってひやおろしで海産物を頂いて帰宅。
http://instagram.com/p/ePHwwZPiWm/
最後に飲んだお酒が好みで美味しかったんだけど、利酒師の女将さんいわく麹の味が強くて好みが分かれるかもっておっしゃってたので、自分の好みは麹の味がするものなのかもしれないなー。銘柄はまたしても覚えてません。

日記を書くこと

あー落ちてる。おれ結構がっかり来ちゃってるなー、と落ち込んでるのを客観的に見ることでダメージを軽減する術をいつのまにか身につけていました。

このところ何回か、自分を吐露させてもらえるような人とゆっくり飲む機会があり、結局今のままではあきまへんわ、と静かにある決断をしたんだけど、早々にその決断をほだされたり揺るがされたり、その結果支持されなかったりして落ち込んでいます。

そんな時にふと昔のブログにつけてた日記を読み返したところ今のような情けない自分を吐き出さずにはいられない小っ恥ずかしい文章に思わず苦笑し、変わらぬ自分に絶望して、ならまた同じように日記にでも書くかと。

昔の様にそのままぶつけることは出来なくなったけど、細切れに呟かずに気持ちを巡らし整理して書き出すことで、落ち込んでいる理由と向き合える…いや、チラ見ぐらいは出来るような気がするし、記事を書くんじゃなくて日記をつけることをもうちょっと頑張ろうかなあ。

Google Readerがお亡くなりになると聞いて

最初はLivedoor Reader派の俺大勝利!かとも思ったけど、Google ReaderもFlipboard用に使っててちょっと困るし、これを機にRSS自体が廃れて行くのは勘弁してほしいなあ、と。

ソーシャルとかキュレーションとか言っても、誰かが唾つけたニュースばっかりになるのはつまんないよ。たまたま見つけたブログが面白くてフィードを購読したら自分しか購読してなかったりすると嬉しくならない?これからは俺がウォッチしてやるよ、みたいな。

あらためてフィードをどれぐらい登録してるか確認すると741件だった。こまめに登録解除してるけど、もうちょい整理したいなあ。スタイル的には、フォルダ分類は一切使ってなくて、レートで管理。sとjを連打して、気になる記事があればgを押してchrome Full Feedで全文取得して読む。ブクマする必要があったり全文取得できないものはvで開いておいて後で読んでる。
時間がない時はピン立てておいて、後で読んだり移動中にiPhoneアプリLaddr(ラダー) - YY1 AppStoreで読んだりしてる。Laddr ちょう使いやすいよ!

Livedoor Reader 自体に不満は殆ど無いんだけど、Flipboard に登録してる Google Readerのフィードをどうするかだなあ。いくつかのフィードをまとめて登録するのにフォルダ分けしたものを登録してたんだけど、何かいい方法ないでしょうか。

コーンポタージュのコーンを上手く食べる方法を流体解析してみた

年末の忙しい時期に、こんな事やってる場合ではないのですが、事の発端は、下記のつぶやきで


何を持って流体力学なのか分からなかったのと、ちょうど自分が販売しているソフトウェアが得意なテーマだったので、半分現実逃避気味に計算してみました。まずは結果を動画にまとめておりますので、そちらをご覧頂ければ。

コーンポタージュのコーンを上手く食べる方法を流体解析してみた.mp4
動画で言いたいこと言っているのでほとんど解説することは無いのですが、数値計算的な入力値とか解析条件の補足を少しだけ。コーンポタージュの物性値は、

粘度:36.0mPa・s、密度:1028.0kg/m^3

via ★★売上No.1★★ポッカ じっくりコトコトつぶ入りとろ~りコーンポタージュを解析! | プロダクト戦士ディベロップメン BLOG
表面張力係数は、不明のため水と同じ0.072N/mで、濡れも適当です。コーンの個数は適当にしたけど、大きさは、実物を定規で測っておおよそ8mm×8mm×3mmでした。密度は、ボイルされているということもあって、分かりませんでしたけど、取り敢えず水には沈んで、ポタージュには少し浮いているのもあるということで、ポタージュの密度と同じ値を設定しました。

流体解析には、粒子法のMPS法を採用している Particleworks を使用。粘性、表面張力、一応乱流(LES)も入れたけど、多分粒子サイズ=2mmが大きくて効いてないだろうなあ。なので、最後の考察の渦は割と適当です。渦の方は iPad の流体解析アプリWind Tunnel Pro HD - Algorizkで簡単に。
f:id:masuP:20121216005058p:plain:w400
左から右へ流れがあり、出口の手前の凹みを模した盛り上がりのあと、渦ができていると思います。話は変わりますが、このアプリ相当いいですよ、直線も引けるし、速度、圧力、渦度、ベクトルが見れてリアルタイム。二次元格子ボルツマンで、フランスの会社が作ってるっぽいんだけどなあ。iPad持ちの流体系エンジニアは必須かと思います。

そういえば、これをきっかけに初めて缶のコーンポタージュ飲んだけど、結構イケるのがわかりました。美味しいし、お腹にもたまるしいいですね。ああ、あとWindowsムービーメーカーも初めて使ったけど、Officeっぽい操作性で、それなりに使えそうかも。

まあそんな事やってる場合じゃないんですけどね。

「ペコロスの母に会いに行く」を読んで

ペコロスの母に会いに行く

ペコロスの母に会いに行く

"62歳の漫画家が描く、認知症の母との可笑しくも切ない日々"

妻に勧められて、一気に読み終わった。どこか西原理恵子を思わせる太い線が特徴的な優しいタッチの4コマ漫画と、フリーライターでもある著者のエッセイという形式で、著者のペコロスさんと母のみつえさんの生活が描かれている。

第一章はみつえさんの"ボケ"をほのぼのとコミカルな調子で描いているが、章が進んで行くに連れて、記憶障害によって昔に戻ったみつえさんの辛い記憶、そして幻覚が生み出す亡き父とのやり取りから思い出す過去の体験の話が中心に。天草での貧しい子供時代から、酒乱の夫との生活、つばなれ出来なかった子、そして被爆体験。壮絶な人生史のような作品になっている。

認知症という少なからず実体験のあるテーマで、作中の誰にか分からないが徐々に感情移入し、最後の「背中の児」という話で涙腺が崩壊。妻も同じ話で泣いたと聞いたが、先日1歳になったばかりの娘を持つ親にとっては涙を堪えられるような話では無かった。

本とは関係なくなるが、自分自身にとって認知症との関わりは、父方の祖父母とだった。小学校高学年の頃に、脳梗塞で倒れたのを機に認知症が始まった祖父と一緒に暮らすようになり、その後少しだけリウマチで寝たきりの祖母とも生活した。祖母も認知症だった。

祖父は合わせて肺気腫も患っていて、鼻に管を通しているのにも関わらず煙草を吸っていたし、歩けるうちはヨボヨボ歩いて散髪にも出かけていた。三ツ矢サイダーが好きでたまに買いに行かされたのを覚えている。

祖父母とも認知症の症状は記憶障害ぐらいで、祖父は半身不随、祖母は寝たきりということもあり、徘徊したり暴れたりせず、認知症の介護という意味ではそれほど大変な方では無かったが、トイレで動けなくなった祖父をベッドに戻したら親父の名前でお礼を言われたりというような話は日常で、当時もよく笑い話にしていた。

とは言っても、十年弱の間、認知症で半身不随の祖父と寝たきりの祖母を介護していた両親、特に親父の苦労はかなり大変で、二人ともが入院してからは、もう家族みんなが死を待っていた。

祖父母は、僕が大学生の頃に続けて亡くなった。
集まる親戚が泣いている中、家族は誰も泣かなかった。

近い将来、著者や親父と同じ境遇になるかもしれない。その時はみつえさんとのように過ごせるだろうか。